養蜂にかぎらず、副業で稼いだら税金関係とかってどうしたらいいいものなの?
そして会社に知られたくない場合とかは対策あるの??そもそも開業届だしていないし立場上出せないけど、物やサービス、生産物って販売していいものいなの?
副業に興味が出始めたとしても、このような面倒なハードルが立ちふさがりせっかく盛り上がり始めた気分が萎れてしまうことも間々あります。
今回は「販売」、「税金」、「会社に知られない対策」というトピックにフォーカスしてご説明いたします。
この記事が、心配事に煩わされることなくあなたの自由な生活の第一歩である「副業のスタート」のお役に立つと幸いです。
許可なく商売ってしていいものなの?
よく田舎などにいくと、野菜の無人販売などを見かけることもあると思います。その販売方法が違法で逮捕されることとかってありませんよね??
つまり開業届を出して事業者登録しなくても、商売をしたり農産物の販売したりすくころは違法ではありません。
なんなら道の駅や農協の直売所にも、自分の野菜などの生産物も申請して置いてもらうことができます。施設や地域によって若干の違はあるものの、自分が住む市町村の道の駅やJAであれば、「地域の生産者」という扱いで自分の農産物を販売してもらえます。
以上のように、一次生産者として何かを販売するハードルは、他の事業と比較してハードルは低いです。

はちみつは??
はちみつは農産物ではあるものの、瓶に入れて販売します。この「瓶に入れる」ことで小売店・スーパー等に卸す場合は「加工品」の扱いになる場合もあります。
そうなってくると野菜や果物と違い、「保健所」への申請が必要になります。
その許可が下りる段取りとして、「食品衛生管理者」という資格を取り(所要時間6時間)、地域の保健所へ申請(所要時間15分)という工程を踏む必要があります。

税金関係は??
これははちみつに限らずの話なのですが、税金は収益が20万円を超えると確定申告が必要です。

勤めている会社に知られたくない場合もあるでしょう。そんなときは20万円を超えなければ確定申告しないでOKなので、会社に知られようがないので大丈夫です。
知られてしまうケースは住民税が原因です。20万円を超えて確定申告をたとしても、住民税を「普通徴税」の欄にチェックして提出すれば大丈夫です。
オススメの方法をかんたんにまとめると、養蜂に初めて取り組む場合はどうしても経費で15万円程度かかってきます。ですので売上を35万円に抑える。
もっと稼ぎたい場合は確定申告時に住民税を「普通徴収」として提出する。
より安全を求めるなら、「自分はあくまで手伝っただけで主たる業務は家族が行った」という形で妻など家族の名義で確定申告を行うことです。

まとめ
税金の制度は会社員をしていると源泉徴収で引き落とされているものなので、消費税以外はなかなかなじみがないものです。しかし副業で稼ぐ場合は確定申告をしなければならない金額と、住民税を抑えてさえいれば恐れることはりません。
自由な生活を実現するため、怖がらす一歩前に進むことをオススメいたします。

この記事を書いた人
西山リョウ
明治大学 政治経済学部 経済学科 専攻:労働経済学
大学3年次、4年時に「労働経済学」の研究室(ゼミ)に在籍。研究に研究を重ねた結果、
「どうやら私は働くことが好きではないようだ」という事実を発見する。
そして卒業後にふつうに就職し、その後は地方公務員へ転職。 そして会社勤めが精神的にいよいよ限界を迎えたころ養蜂家へ転身。
初年度から収益化。その後は生産するハチミツがふるさと納税の返礼品 になり、市の観光協会でも取り扱われる商品になる。 そして県立動物公園の養蜂コーナー設立の技術指導、コンサルを請け負い、はちみつ専門メディアの「はちみつ大学」のライターとしても活動中。
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